当寺の毘沙門天掛軸
以前お招きした毘沙門天の掛軸です。
結構気に入っています。
以前見つけた掛軸は、怖そうに書いてあるだけで、平面的な作でした。あのとき買わないで良かったと思っています。
それに比べると、この掛軸は遙かに立派です。
鞍馬山の毘沙門天
『七難即滅 七福即生』の文は仁王経に説かれています。
室町時代になると、この文に即した神仏を当てはめた七福神信仰が生まれました。
しかし、今のように恵比須、大黒天、弁財天、毘沙門天、布袋、福禄寿、寿老人になったのは、江戸時代になってからのようです。
八王子七福神のように、弁財天で無く「吉祥天」入っている札所もあります。
鞍馬山の毘沙門天信仰が盛んになり、七福神の中に入れられたのだそうです。
鞍馬山の天狗さんです。
「僧正坊」として知られ、全国の天狗の総元締めだそうです。
色々な伝承が有りますが、特に源義経の話がよく知られています。
皆さんも良くご存じだと思います。
まだ二十代のころ、先輩と鞍馬口から貴船神社まで歩いたことを思い出します。
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