知り合いの在家の方が得度し(僧侶になった)、そのお祝いの御尊像?です。
後輩の弟子になります。
ですから今はお寺にありません。お寺にいたのは、骨董屋さんから受け取って1日だけでした。
他の仏様を自宅のご本尊様とするようお渡ししました。
日本一の出世頭である豊臣秀吉が信仰していたのが「三面大黒天」でした。
おそらく京都の圓徳院の御尊像のことと思います。
明治の初めに幕府の束縛から離れ、関西を中心に「三面大黒神」信仰が大流行したのだそうです。
これもその頃に作られたものではないかということです。
素焼きで量産された像で、黒い塗料が全体に塗られています。
「威光・有福・愛敬」の三文字が、裏面に浮き出されています。
大黒天と毘沙門天、弁財天が合体したお姿をしています。
そのためこの像には、財運・金運・出世運のご利益があるのだそうです。
ご本尊用の仏様も含め、大事にお祭りして頂けると思います。
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